王道のその先に、息をのむ景色がある。
知る人ぞ知る、満足度No.1の四国スポットを巡る旅へ。
本州の南西に浮かぶ日本で4番目に大きい島。たった4県なのに、海・山・川・歴史の表情が驚くほど違う。だから一度で何度もおいしい。
瀬戸大橋・しまなみ海道・明石海峡大橋という3つのルートで本州とダイレクトに繋がり、各県に空港もあり。実は東京・大阪からのアクセスは年々ラクになっています。
そして魅力は何といっても“密度”。仁淀ブルーの清流、天空の鳥居、東洋のマチュピチュ……ガイドブックの隅にある絶景が、車で数十分の距離に凝縮されています。
※デフォルメした模式図です
知っているだけで旅の満足度がぐっと上がる、ちょっとお得な小ネタを6つ。
絶景の多くは電車・バスが届きにくい山間や海沿い。空港でレンタカーを借りれば自由度も満足度も段違い。1〜2県に絞ると無理なく回れます。
香川では人気店ほど早く閉まる&売り切れ御免。朝7〜8時の「朝うどん」が地元流。1玉200円台のセルフ店をハシゴするのが通。
高知の仁淀川は太陽が高い晴天の午前〜正午に水が最も青く輝く。雨上がりの数日後がベストコンディションです。
八十八ヶ所霊場を巡るお遍路さんへ、地元の人がお茶やお菓子をふるまう「お接待」。四国全体に根づく、世界的にも珍しい優しさの文化。
瀬戸大橋(岡山)・しまなみ海道(広島)・明石海峡〜鳴門(兵庫)。サイクリングなら絶景の“しまなみ”が世界的に有名。
高知市の屋台村。藁焼きカツオのタタキを片手に、知らない人と相席で乾杯するのが高知流。地元の熱量を浴びられます。
“王道”をあえて外し、行った人がリピートする絶景だけを厳選。SNSでじわじわ人気のスポットたちです。
「仁淀ブルー」を最も濃密に体感できる聖地。木漏れ日が差し込むと、淵の水がエメラルドから神秘的なコバルトブルーへと刻一刻と表情を変えます。急な階段を下りた先に現れる別世界に、誰もが息をのみます。
標高404mの稲積山の頂に立つ鳥居。額縁のように切り取られた瀬戸内海の大パノラマは、“天空”の名にふさわしい絶景。眼下に観音寺の街と燧灘(ひうちなだ)が広がり、夕暮れ時は黄金色に染まります。
かつて日本の近代化を支えた別子銅山。標高750mの山あいに、レンガと石積みの産業遺構が霧に包まれて佇む姿は、まさに天空都市マチュピチュ。観光鉄道やマイントピア別子で、ノスタルジックな冒険気分を味わえます。
ホームのすぐ目の前に瀬戸内海が広がる無人駅。さえぎるものが何もない水平線と、木製ベンチに腰掛けて眺める夕日は、CMやドラマのロケ地としても有名。ただ電車を待つ時間さえも、最高に贅沢な絶景になります。
祖谷渓の急斜面に、高低差390mにわたって民家や畑が階段状に張り付く重要伝統的建造物群。山里の暮らしがそのまま残る景観は、まるで天空の絵巻物。古民家ステイで、星空と静寂に包まれる夜を過ごせます。
透明度が高すぎて、海に浮かぶ船がまるで宙に浮いているように見えると話題の島。黒潮と豊後水道がぶつかる海はサンゴと熱帯魚の宝庫で、国内有数のダイビング・シュノーケルの聖地。沖縄に負けない南国ブルーが本州から地続きで楽しめます。
いいところだけじゃない。だからこそ、対策を知れば旅はもっと快適になります。
四国は一年中楽しめるけれど、狙いどきを知るとさらに満足度アップ。
桜と新緑。お遍路シーズンも本格化。気候が穏やかで歩きやすいベストな旅の季節。
仁淀ブルーと柏島の海が最も輝く季節。よさこい祭り(高知)など熱気あふれる夏祭りも。
祖谷渓や石鎚山の紅葉が圧巻。空気が澄み、天空の鳥居からの眺望もクリアに。
道後温泉でほっこり。空気が澄んで雲海・星空の確率UP。冬限定の鍋&海鮮も絶品。
隠れ名所をムリなく巡る、満足度重視のモデルプラン例。
到着後レンタカーを確保。まずは「ひろめ市場」で藁焼きカツオのタタキを堪能し、午後の光がきれいなうちに神秘の「にこ淵」へ。夜は高知市内泊。
午前の澄んだ仁淀川を散策。海好きなら足を延ばして「柏島」、まったり派は内子の古い町並みへ。夕方、道後温泉のある松山へ移動して一泊。
朝風呂で名湯・道後温泉を満喫。海に最も近い駅「下灘駅」で水平線を眺めながらひと休み。余韻に浸りつつ松山空港から帰路へ。